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脳梗塞の予防策について その1

「敵を知り、己を知らば百戦殆うからず」という。脳梗塞の予防策を語る前に、
まず脳梗塞のことについて述べておきたい。

脳細胞も他の体細胞同様に血液(赤血球)で栄養されている。脳細胞は特にATP消費量が多いために、
より多くの血液を必要とする部位だ。そしてその血液を送り込む器官が血管である。

脳血管症の代表として「脳卒中」というものがあるが、これは「脳出血(脳溢血)」と「脳梗塞」の2つを合わせた
名称である。この二つの事象は正反対の事象であるが、驚くことに深い因果関係で結ばれている。

まず、「脳梗塞」から説明しておきたい。何らかの原因で脳への血流量が低下し、その結果、脳細胞を
栄養する血液量が減少し、脳細胞機能が低下することで起こる。最悪のケースでは死に至り、
少なからぬケースで半身麻痺や言語障害など、何らかの後遺症を伴う。

「脳出血」は、脳梗塞とは正反対で、何らかの原因で血圧が増大して脳への血流量が増加し、その結果、
脳内血管の圧が上がることで脳内の血管(多くの場合は毛細血管)が破れ、
脳細胞機能が低下することで起こる。「脳梗塞」同様に最悪のケースでは死に至り、
少なからぬケースで半身麻痺や言語障害など、何らかの後遺症を伴う。

この血圧増大(高血圧)は、多くの場合東洋医学でいう「瘀血」や「血管の劣化(≒動脈硬化)」、或いは
その両方を原因とする。
司令塔である大脳を栄養することは生命の必須条件であり、大脳への一定量の血流量の確保は最優先に
行われるので、先に挙げた拮抗因子の存在影響によって心臓は圧を高めざるを得ない。
その結果、高い血圧(上の「血圧」由来)によって脳内血管が破れ(劣化血管はさらに破れやすい)
「脳出血」が起こる。

高血圧は日本の国民病なのだそうだが、日本では何十年か前から「脳卒中(の内の脳出血)」予防として
降圧剤(血圧降下剤)が多く処方されるようになった。
実は、知る人ぞ知る話だが、これと比例して増加したのが「脳梗塞」(と「認知症」)である。

大脳はATPエネルギーの大産生地&大消費地であるが、そのATPは酸素と栄養素(ともに赤血球が運ぶ)
から生成される。降下剤で血圧を下げると、当然乍ら血流量は低下する。
つまり、血流量が細るということは脳細胞が栄養されず、(ATPの供給量も減少→認知症)脳梗塞の大きな
原因になっている。

そして、降下剤でなくとも、多くの化学薬品は交感神経を刺激して交感神経優位状況を作り出す。
交感神経優位下では血管収縮が起こり血流量は低下する。程度の違いがあるが、多くの処方薬は
擬似的に降下剤と同様の役割を果たしてしまう。また、交感神経優位下では免疫力を含む自己治癒力
が低下する。つまり、脳血管障害のリスクが高まり、改善力・予防力は低下する。

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最終更新日:2015-12-31 11:54

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